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流産・死産


流産・死産

正常に着床・妊娠した場合でも、何らかの理由で妊娠を継続できなくなる場合があります。

妊娠22週未満で妊娠を継続できなくなってしまった場合、母体から胎児が出てきても小さすぎて生命が維持できません。

そのため22週未満で母体から出てくることは死を意味します。

自然に母体から排出される場合と、手術で取り出す場合があり、これらを「流産」と呼びます。

それに対し22週以降であれば早産となり未熟児ではありますが、生命を維持できる可能性があります。

22週以降で死んでしまった胎児が娩出されることや、分娩直前や分娩中に死亡した場合は「死産」と言います。

(上記は医学上の定義です。厚生省の定義では流産という概念がなく、妊娠12週以降をすべて死産と呼びます)


妊娠22週以降に起こる死産は稀ですが、それ以前に起こる流産はとても発生頻度が高く、全体の妊娠の15%に当たると言われています。

また、年齢が上がるとともに流産の確率は高まり30代で20%、40代だと30〜40%というデータもあります。

流産は決して珍しいものではなく、昔から一定の確率で発生するものです。

流産の理由はさまざまあり原因不明のものも多いのですが、一番多い原因は受精卵の染色体異常だと言われています。


<流産の種類>

稽留流産
子宮内で胎児が死亡しているがそのままとどまっている状態(稽留状態)。妊婦には特に症状がなく、超音波検査などによって発見される。放置すると進行流産となるので、診断がついた時点で子宮内容除去術(掻爬手術)を行うことが多い。


進行流産
下腹部の痛みと性器からの出血があり子宮頚部が開き、胎児や胎盤などを子宮外へ排出しようと流産が進行中の状態。すでに流産を食い止めることができないため、子宮内容除去術を行うことが多い。


不全流産
下腹部の痛みと性器からの出血があり、胎児や胎盤の一部は子宮外へ排出済みだが、何らかの残存物がまだ子宮内に残っている状態。子宮内容除去術を行うことが多い。


完全流産
下腹部の痛みはあるが、性器からの出血は止まっている。胎児、胎盤や関連する組織など全てが自然に子宮外へ排出され完全に流産が終了した状態。手術は不要で経過観察のみで済む場合が多い。


化学的流産
尿検査などで妊娠成立を確認したものの、超音波検査で胎嚢を確認できず、月経が来た(もしくは月経のような出血があった)場合。受精・着床はしたがすぐに自然に流産したと想定され、胎嚢は経血と一緒に排出されていると見られる。

妊娠を意識して尿検査などを行っていなければ、妊娠していたことにすら気づかない初期の流産である。女性本人が普通の月経だと思っていても、普段からしばしば起こっていると言われ、通常は流産の回数に含めない。


切迫流産(流産になりかかっている状態。まだ流産ではない)
下腹部の痛みと子宮から少量の出血がある。流産が生じそうになっている(切迫している)がまだ食い止められる可能性がある状態。安静にして薬を投与する。(妊娠22週未満の場合は「切迫流産」で、妊娠22週以降の場合は「切迫早産」という)

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