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治療 顕微授精


治療 顕微授精

顕微授精は、体外受精の一種で特に高度な医療です。

工程は体外受精とほとんど同じですが、1点異なるのは受精の方法です。

体外受精ではシャーレなどの培養容器内に卵子と多数の精子を入れて受精するのを待ちますが、顕微授精では卵子に直接1匹の精子を注入します。

「顕微」の名の通り、顕微鏡下で、質の良い精子を一匹選び卵子に注入します。

卵子の細胞質に直接精子をガラス管で注入するので、受精自体の成功率は高くなります。

より人の手が加わった受精と言えるでしょう。

健康な精子の数が極めて少ない重度の男性不妊症でも可能な治療法ですし、特に精液内に精子のいない無精子症の場合は、現時点でこれ以外に受精の方法はありません。

それらのケースでは、普通の体外受精ではなく、最初から顕微授精を行います。

また体外受精を何度か試しても培養液内で受精しない場合も、この方法にステップアップします。

そのほか、体外受精の予定であったが、実際に採取した時に精子が少ない場合には急きょ顕微授精に方法を変更する場合もあります。

また、体外受精の予定でしばらく培養容器内に卵子と精子を合わせていても自然に受精しない場合に、急きょ顕微授精に切り替える場合もあります。

受精は医療機関の中で行われ、夫婦にとっては目に見えない過程です。

また、身体的・時間的な負担は体外受精も顕微授精も変わりません。

ただし費用は、顕微授精の方が体外受精より5〜10万程度高くなります。

体外受精で初の出産が行われたのは1978年ですが、顕微授精は1992年と言われています。

それ以前であれば、妊娠が難しかった夫婦も、これらの医療の急速な進歩で妊娠が可能となっています。

一方で、顕微授精・体外受精はまだ新しい医療です。

人為的に手を加えることで、なんらかのリスクがあるのではないか、先天的に異常を持つ子どもが生まれる確率が高いのではないか、などと心配する人もいるでしょう。

学会や研究機関、国際的な報告などもさまざまです。

自然妊娠とリスクはほとんど変わらないという報告が多い一方で、顕微授精はリスクが少し高まるという報告もあり、どれを信じたらよいか不安に思うかもしれません。

実際には、顕微授精で20年、体外受精でも35年の歴史しかありませんからまだ解明されていないことも多いと言えるでしょう。

不安がある場合はよく医師と相談し、自分でも調査結果を調べるなどして、納得の行く状態で治療に挑みましょう。

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