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治療 薬物療法


治療 薬物療法

女性に排卵障害がある場合、大きな原因となっているのはホルモン分泌の不具合です。

そのホルモン分泌の異常を補って、正常に排卵が行われるようにするのが「排卵誘発剤」です。

排卵誘発剤により、排卵が正常に整えば、妊娠の確率が上がります。

この薬物治療を行いながら、同時にタイミング法や人工授精などを行います。

なお、排卵障害がない場合も、妊娠の確率を上げるために同様の薬を利用する場合があります。


排卵には、主に4つのホルモンが作用しています。

●脳下垂体から分泌される「卵胞刺激ホルモン」
●卵巣内で、成熟した卵胞が分泌する「卵胞ホルモン」
●脳下垂体から分泌される「黄体形成ホルモン」
●卵巣内で、卵胞が黄体に変化して分泌する「黄体ホルモン」

これらの4つのホルモンはそれぞれに影響を与えながら分泌されます。


「卵胞刺激ホルモン」が分泌されることで卵胞ができ、その卵胞が「卵胞ホルモン」を分泌します。

必要量の卵胞ホルモンが分泌され終わるのを合図に、続いて「黄体形成ホルモン」が分泌されます。

このホルモンの作用で卵胞から卵子が飛び出し、残った卵胞が黄体という組織に変化します。

そしてその黄体が「黄体ホルモン」を分泌します。

ホルモン分泌を補う排卵誘発剤には、飲むタイプと注射するタイプがあり、主に以下の薬が使用されます。


飲むタイプ:クロミフェン
代表的な薬の名前は「クロミッド」ですが、他にも名前が違うだけで同様の機能を持つ薬がいくつかあります。

多くの場合、月経の5日目から5日間連続で飲み続けます。
何錠飲むかは個人の卵巣機能や排卵状態で異なります。
この薬には、脳の中枢神経に働きかけてホルモン分泌をコントロールする機能があります。
この機能により、正常に分泌されていなかった卵胞刺激ホルモンや、黄体形成ホルモンなども、正しく分泌され排卵が促されます。


注射タイプ:hMGとhCG
hMGは、卵胞刺激ホルモンと黄体形成ホルモンの作用を持ちます。
hCGは黄体形成ホルモンの作用を持ちます。この2種類の注射は、多くの場合併用して使用されます。

注射タイプは、クロミフェンに比べて強力で副作用も強いため、クロミフェンではあまり効果が見られなかった時に使われるケースことが多いです。
月経の5〜7日目頃から、一日おき程度でまずhMGを注射し卵胞を育てます。
その後hCGを注射して排卵を促します。
個人の状態によりどちらかの注射だけ行う場合もあります。


上記の排卵誘発剤以外にも、不妊治療の過程で使用される薬はいくつかあります。

クラミジア感染など感染症への抗生物質や、子宮内膜症や子宮筋腫を小さくするために月経を止める薬、男性不妊が軽度の場合の漢方薬やサプリメントなどです。

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